こんにちは、ノムちゃんです(^-^)
現在は『鎌倉殿の13人』が放送されていますね。
ノムちゃんは歴史物大好きなので、もちろん見てますよ。
大河ドラマが好きな方の中には2018年の『西郷どん(SEGODON)』を覚えてる方も多いのではないでしょうか。
言わずと知れた幕末・維新の英雄、西郷隆盛の生涯を描いた作品ですね。
このあいだ、テレビの録画番組を整理してたら、最終回の一話だけが残っていました。
正直ノムちゃんはこの最終回、感動しっぱなしだったのを覚えています。
んで、一昨日久しぶりに見たところマジで泣けました。
というわけで、今回は2018年の大河ドラマ『西郷どん』最終回の感想を書いてみましたので、ぜひお付き合いください(^^♪
これは非常に達筆な字ですが「敬天愛人」と書かれています。
「天を敬い、人を愛しなさい」という意味で、西郷隆盛が座右の銘として好んだとされる言葉です。
最終回のサブタイトルにも使われました。
明治37年、京都市長に就任した西郷隆盛の息子、西郷菊次郎が自身の執務室の壁に掛けられたこの言葉を見ながら、助役らしき人と父隆盛のことを回想するところから最終回は始まります。
実はこの時、テレビの字幕で選挙速報が流れちゃったんです。
なんかせっかくの気分に水を差された気分でした。
誰が当選したとかって話なら、この後のニュースでやればいいのにって思いません?
歴代の大河ドラマでも、最終回の盛り上がってるときに限ってよく字幕でニュースが流れたりしたことありますよね。
ホントこういうの何とかしてほしいと思うのはノムちゃんだけ?(笑)
では話を戻します。
明治10年8月17日、西南戦争における勝敗の帰趨は明らかとなり、進軍を断念して軍を解散した西郷隆盛は、妻である糸や息子の菊次郎、負傷した仲間たちを延岡(宮崎県北部)の病院に残し、残り少ない仲間たちと共に自らの終焉の地と定めた故郷、鹿児島を目指します。
妻や子との最後の別れの場面や、皆で助け合い、手を取り合いながら鹿児島へ向かう姿は見ていて胸が熱くなりました。
また、この時に流れた「一日西郷に接すれば一日の愛が生じ、三日接すれば三日の愛が生じる。親愛の情は日々募り、もはや去ることはできない。ただ、ただ、生死を共にしたいのだ。西郷隆盛に従った者の言葉です」という西田敏行(後の西郷菊次郎の役を兼ねています)さんのナレーションがまたグッとくるんですねぇ。
こういう話を聞くだけで、隆盛がリーダーとしていかに人心を得ていたかがわかります。
延岡から最後の決戦の地となった城山まで、西郷軍が移動した距離は14日間でおよそ450km。
平均すると一日当たり約32km。
それも現在のような舗装された平坦な道ではないですから、それは大変な道のりだったと思いますよ。
まさに「帰心矢の如し」ですね。
政府軍の追撃をかわしながらひたすら道なき道を進み、ようやく故郷鹿児島の城山に辿り着いた西郷軍。
目の前に見えるのは桜島です。
山の上から町を見下ろすと、政府軍が我が物顔で居座っていました。
西郷軍は自分たちの故郷を奪い返さんとして政府軍に戦いを仕掛けます。
それは「怒涛の猛反撃」と言うにふさわしい勇戦ぶりでしたが、それも束の間のことに過ぎませんでした。
もともと戦力差は明らかであり、政府軍の圧倒的な攻撃力の前に西郷軍は山の上に押し戻されてしまったのです。
一方、糸と菊次郎を連れて鹿児島の自宅に戻った隆盛の弟の西郷従道(信吾)と西郷の家族とのやり取りもまた悲しすぎますね。
兄である隆盛と敵対する政府軍の高官である従道は、兄や家族に対する思いと自身の立場の間でとても苦しみます。
そんな従道に自分の役目を全うする決意をさせたのが、義姉である糸でした。
義姉の思いと覚悟を知った従道は別れ際に糸に向かってビシッと敬礼し、義弟の決意を察した糸もまた深々と頭を下げたのです。
それにしても、兄弟で憎しみ合ってる訳でもないのに、それぞれの立場の違いから敵対することになるなんて残酷ですね。
さて、話はまだ続きますが、あまり長くなってしまうと読むのも大変になってしまいますので、今回はこのくらいにして続きはまた今度にしたいと思います。
それでは、今日はこのへんで(^o^)