ノムちゃんの雑記帳

より楽しい生き方を模索するノムちゃんのお気楽雑記帳

印旛沼とその周辺の外来生物問題

 

池の水ぜんぶ抜く

 

みなさんこんにちは、ノムちゃんです。

まだまだ厳しい残暑が続いてますね(-.-)

早く過ごしやすい陽気になってほしいものです。

今回は、ノムちゃんの地元、佐倉市にある印旛沼とその周辺の、外来生物の問題について考えてみたいと思います。

ご存知の方も多いかも知れませんが、2017年からテレビ東京系列緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦という番組が放送されています。

以前は不定期だったのですが、2018年に入ってからは、ほぼ月一ペースで放送されています。

ノムちゃんもこの番組が大好きで、最近は欠かさず見ています。

というのも、この番組内で印旛沼とその周辺が、外来生物問題でよく取り上げられているからです。

地元、佐倉を愛するノムちゃんとしては、大いに関心があるところです。

また、釣りを趣味とするアングラーの端くれとしても、この問題に無関心ではいられません。

番組の話に戻しますが、この番組は、池の搔い掘りを行って、池を綺麗にするとともに、そこにどんな生物が生息しているかを検証すること、を基本コンセプトにしている様です。

実際、番組をみてみると…

調査対象は、公園や寺院の池を始めとして、名城のお堀、自然の池や沼からその周辺の田園地帯まで、かなり多岐にわたっています。

ちなみに番組MCはロンブーの田村淳さん、ココリコの田中直樹さんです。

このお二人をメインに、外来生物に詳しい専門家やアシスタントの学生たち、俳優やタレントの方々、地域のボランティアなど多くの方々が、試行錯誤、悪戦苦闘しながら、池の掻い掘りをしつつ、様々な生き物を発見していくのですが…。

しかしまぁ、出て来る出て来る(*´ω`)

どこの池でも、外来生物だらけと言っても過言ではない感じです。

コイ、ソウギョ、レンギョ、ブルーギルアメリカナマズアメリカザリガニカミツキガメミシシッピーアカミミガメなど、場所によって種類は様々ですが、外来生物による生態系への影響は相当深刻なものとなっている様です。


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 番組中に出て来たアメリカナマズ(14匹捕れたらしい)

 

印旛沼と周辺地域の現状と対策について

 

先程言いましたが、ノムちゃんは趣味で釣りをしています。

もちろん、印旛沼周辺にはいい釣り場がたくさんあります。
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 印旛沼公園(師戸城跡)から見た印旛沼

 

実際釣りをしていると、案の定外来種がたくさん釣れます(-_-;)

コイ、ブルーギルブラックバスあたりがメインかな…。

コイは最近外来種に指定されました。

日本の在来種だと思われてた方がほとんどだと思いますが、実はノムちゃんもそう思ってました。

琵琶湖に日本固有の野ゴイが存在しているみたいですが。

外来種の問題は結局のところ、強靭な生命力と、驚異的な繁殖力で増え続け、在来種を捕食、駆逐したり、水辺の植物を荒らしたりして環境に害を与え、生態系のバランスそのものを崩してしまうことに尽きるわけです。

現に、30年くらい前にはたくさん釣れた、タナゴなんかこの辺りではなかなか釣れないですし、フナ、モツゴ等はまだそれなりに釣れるものの、地元の漁師さんに言わせると、相当数が減っているとのことです。

この間の番組に出演された漁師さんが、つくだ煮用のモツゴは全盛期の10分の1に減っていると語ってましたよ(;´Д`)

原因はアメリカナマズライギョブルーギルあたりにあるようですね。

番組内でアメリカナマズの腹の中を見てみると、大量のエビ、モツゴが出てきましたよ!

外来生物は、日本の食文化にも悪影響を与えているんですね。

あと、カミツキガメの問題も忘れてはいけません。

誠に残念なことに、佐倉市鹿島川周辺はカミツキガメの宝庫(?)になっています。

専門家の話では現在、推定で16000匹が生息してると言われてます。

番組でもカミツキガメの捕獲作戦をやってましたよ。

佐倉城址公園のお堀の水を抜くの見ましたか?

周辺住民の方も注目している様子でしたね。

あいにく、そのお堀ではカミツキガメは発見されませんでしたが、他の場所ではたくさん捕獲されてましたね。

その時のゲストは、確か的場浩司さんあばれる君大家志津香さんだったかな。

大家さんは、今はレギュラー出演者になっているみたいですね。

専門家の方が、鹿島川周辺の田園地帯にワナをしかけ、それを一個ずつ確認していく感じで、結構な数を捕獲してましたね。

ちなみにその場所ですが、ノムちゃんがよく釣りに行く場所で、見覚えがありましたよ。

外来生物の環境への悪影響は、かなり深刻なものと言えるでしょう。

国や自治体、地域住民が協力して、本腰を入れた捕獲活動が必要だと思います。

例えば、一般の人が捕獲したものを、国や自治体に持ち込むと、何らかの見返りがあるみたいな…。

残酷な発想ですが、殺処分も視野に入れて考えないといけないかもしれません。

外来生物などを受け入れて、保護している所もあるみたいですが、キャパシティは限られているでしょうし。

動物愛護の観点から考えると、あまり気は進みませんが、いずれは思い切った判断を迫られることもあるかもしれませんね。

外来生物を持ち込んだのは、他ならぬ我々人間ですから、そのへんも考えると複雑ですけど…

根本的な解決にはまだ時間がかかりそうですね。

豊かな自然環境は、人間にとって共通の財産です。

皆で協力し合い、守っていきたいものですね。

それでは、今日はこのへんでm(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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