硬いお話の前に
ども、ノムちゃんです(^O^)/
しかしまぁ、ホント寒いですね。
ここ数日、天気が曇りがちなので余計寒く感じます。
12月に入ってからの日照時間が、平年と比べてかなり少ないみたいですよ。
月曜日からは少し暖かくなるみたいですけど。
今日の本題に入る前に癒しの写真を一枚。
この子は佐倉城址公園でよく見かけるニャンコです。
今年の秋に撮った写真ですが・・・
来年も元気な姿が見られるといいな(^^ゞ
せっかくなので、ウォーキング中に撮った季節の写真も一枚。
これはなんて種類のオレンジなんだろ?
今はみかんをはじめ、柑橘系果物のベストシーズンですからね~。
司法による厳格な判断
さて、今もニュースで話題になっていますが、昨年6月に東名高速道路において、悪質なあおり運転を受けて停車した車が、後続のトラックにはねられ、一家4人が死傷するという痛ましい事故がありましたね。
ノムちゃん的には、事故というより事件だと思いますけど…。
執拗なあおり運転を繰り返し、重大な事故を引き起こしたとして逮捕、起訴された被告人に対する裁判員裁判の判決が、今月14日の金曜日に下されました。
世間の注目の中、下された判決は懲役18年(求刑23年)でした。
今回の裁判における最大の争点だった危険運転致死傷罪の成立が認められたことに、多くの人が正直ホッとしたことでしょう。
今回の事案に対しては、専門家の間でも意見が分かれているそうですが・・・
ノムちゃんも、内容の悪質性を考えれば当然だろうなと思いましたが、判決が下されるまでは正直、納得できない結果になる可能性も考えていました。
過去には心情的に厳罰に処してほしい事でも、司法の壁によって理不尽な判決が下った事例もありましたよね。
その度に世論が動き、法の改正が行われてきたわけですが。
今回もそんな感じになってしまうのかなぁ・・・なんて思ってました。
実際、様々な意見があるとは思いますけど、今回の判決は多くの人にとって納得のできるものだったと思われます。
裁判員の方々にとっては非常に難しい判断だったとのことですが、今後悪質なドライバーによる危険行為の抑止力になる、画期的な判例になるのではないでしょうか。
今後の道路交通法のあり方について
過去の記事でもお話しましたが、ノムちゃん自身も交通事故(当て逃げ)の被害にあったことがあります。
まぁ、死傷者が出た今回の事故に比べれば大したことではないかもしれませんが…。
それでも、車をおシャカにされた挙句、事故を起こして逃げた上に自分の方が被害者だと主張した犯人が何の処罰も受けずにいることに、正直今でも納得していません。
現行法では当て逃げの場合、自分(もしくは相手)の保険が下りた時点で、示談が成立したことになり、損害が回復したものとみなされ、相手を処罰する権利が失われてしまうのです。
おかしいと思いませんか?
事故を起こして逃亡した上、相手に責任を押し付けようとする悪質な行為に対して、なんの処罰もできないってどういうことなんでしょう?
交通事故に関して、理不尽な報道を聞く度にそのことを思い出して、法律とは一体何のためにあるのだろうと考えさせられます。
起きた事実も重要ですが、事故に至る原因とそれによって生じた結果、その後の対応に対する評価なども考慮されるべきではないかと思います。
今回の事故により、おそらく道路交通法の改正について議論がなされることと思います。
今後も、被害者に寄り添った法律の運用がなされることを願ってやみません。
法律のために人間の生活があるのではなく、人間の生活のために法律があるはずです。
今回の事故の被害者、並びにご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また、加害者の方も、本当に反省の気持ちがあるなら、判決を真摯に受け止め罪を償ってほしいと思います。
それでは今日はこのへんでm(__)m