日本の喜劇王、逝く
ど~も、ノムちゃんですm(__)m
先月29日、タレントの志村けん(本名 志村康徳)さんが、新型コロナウィルスによる肺炎のために亡くなられたことは記憶に新しいことと思います。
そのニュースが流れたとき、日本中が深い悲しみに包まれたのではないでしょうか。
日本だけでなく、海外でもこのニュースは大きく報道されたみたいですが・・・
志村けんさんと言えば、1974年に『ザ・ドリフターズ』の新メンバーになって以来、46年間にわたり日本中に笑いを届けてきた、まさに日本の喜劇王(キング オブ コメディアン)と言っても過言ではない人ですからね。
ノムちゃんが訃報を知ったのは翌日の朝でしたが、Twitter上はこの話題一色、会社でもこの話で持ちきりでした。
ノムちゃんも、ザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』のころからメチャ楽しませてもらってましたから、かなりショックでしたよ(;´Д`)
なんかこう「世の中からまたひとつ笑いが消えた」って感じですね。
『ドリフの大爆笑』や『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』なんかも面白かったもんなぁ。
あの志村けんさんがいなくなってしまったのは、本当に寂しい限りですね。
謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
志村流成功哲学
さて、今回はそんな志村さんが、過去に記した著書についてお話したいと思います。
亡くなった翌日の報道番組の中で、志村さんの生き方、考え方として度々引用されているのを見て「あ、この本持ってる!」と思い、久しぶりに読み返しました。
それが本書『志村流』です。
読み終えてから、カバーつけたまま本棚にしまってあったから新品同様、しかも帯付き!(笑)
出版されたのが2002年ですから、もう18年も前のものですが、内容的に今でも十分参考になると思います(^^♪
いや、個人的にはむしろ、今これからと言う人にこそ読んでほしいと思い、今回ご紹介させて頂こうと思いました。
本書は、人生をよりよく生きるためについて書かれた、志村さん流の処世訓です。
人生、お金、ビジネスなどについて、2002年までの28年間における芸能生活で志村さんが培ってきた独自の成功哲学が記されています。
本書で、志村さんが我々に伝えたいことを一言で表すと、「当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する」ということではないでしょうか。
本書の帯の部分に小さく書かれている言葉ですが、2005年に刊行された文庫版ではサブタイトルになっているみたいですね。
本文にも書かれていますが、志村さん曰く「いつに時代も、成功した人に学ぶことは多いけど、そういう人たちが守ってきた人生哲学って、意外なほど拍子抜けするような、常識的な、当たり前ことだったりするものだ。当たり前のことが出来て、少しの才能と個性、それに決断力があれば、昨日より今日は、いい生活ができるかもしれない」とのこと。
加えて「毎日の習慣や行動、仕事やお金に対する考え方、とらえ方を少し変えただけで、成功に少しでも近づけるかもしれないし、場合によっては状況は同じでも満足感が違ってくるかもしれない」とも述べられています。
具体的な内容は読んでからのお楽しみですが、お金や仕事、人生について、「一生を二十四時間に例えてみれば・・・」や「肝には金を使え」、「マネがマネーを生む」といったような、志村さん独自の考え方や、とらえ方など、人生をより豊かにするためのヒントが盛りだくさんですよ!(^^)!
日本中に笑いを届けてくれた喜劇王、志村けんが本気で語った人生の極意『志村流』。
ぜひ、参考にされてみてはいかがでしょう。
ちなみに、今回の訃報を受けて、本書に興味を持つ人が急増しているらしいですよ。
それでは、今日はこのへんで(^-^)