ども、ノムちゃんです(^o^)
もうずいぶん前の話ですが、薬をもらうため薬局で順番待ちをしている時、一冊のマンガが目に止まりました。
タイトルは『ブッタとシッタカブッタ③ なぁんでもないよ』。
著者は小泉𠮷宏さん。
タイトルも面白いけど、イラストも可愛いらしくて早速読んでみることに(^^ゞ
左のごく普通のブタ『シッタカブッタ』と、右のお釈迦様に似たブタ『ブッタ』の問答をメインに、たくさんのブタさん達の考えたり、悩んだりする姿を見ることで、私たち人間のモノの見方や考え方、悩みや悲しみの原因、思い込みの仕組みなどを気づかせてくれる、言わば「人の心について語るマンガ」ですね。
その時は薬の順番が来てしまったため、少ししか読めなかったのですが、続きが気になって、その日のうちに全巻まとめ買いしました。
内容をもう少し詳しく紹介します。
基本は4コマ形式です。
主人公シッタカブッタを中心に、様々なブタさん達が怒ったり、悩んだり、悲しんだり・・・etc
それらに対してブッタ様のお説教(?)、著者による解説などを通じて、私達の人生に起こる様々な問題に対するヒントを楽しく教えてくれます。
要するに、私達の心にはクセというものがあって、このクセが人生における様々な物事に対する見方、感じ方に影響を与えているのだということ。
心の仕組みを理解することで、人生がもっと楽に感じられるようになる。
と大体こんな感じのことが書かれています。
まさにマンガといって侮れない、心を語る良書です(^^♪
ではここで、先に発行された2作品もご紹介しますね。
まずは記念すべき第一巻『ブッタとシッタカブッタ① こたえはボクにある』です。
最初に書かれた作品ということもあってか、キャラクターのデザインが少し違います。
特に、ブッタ様の感じが・・・(笑)
続いて第二巻『ブッタとシッタカブッタ② そのまんまでいいよ』。
一巻と比べると、キャラクターのデザインがより可愛らしくなっています。
ノムちゃん的には、二冊とも作品のテーマや内容は基本的に第三巻と同じだと思いますが、それぞれ独特の面白さのある非常に良い作品なので、ぜひとも併せて読んでほしいですね。
ちなみに『ブッタとシッタカブッタ③ なぁんでもないよ』は『第45回文藝春秋漫画賞』の受賞作です。
可愛らしく、読みやすいマンガで「心の本質」というものをわかりやすく教えてくれる、まさに「人生の道しるべ」とも言える名著『ブッタとシッタカブッタ』シリーズ。
新装版の刊行が2003年ともう17年も前なので、書店には置かれてないかもしれませんが、Amazonなどではまだ手に入りますので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい(^-^)
また、このシリーズには姉妹書が多数ありますので、機会をみてご紹介できればと思います。
それでは、今日はこのへんで(*^-^*)