ノムちゃんの雑記帳

より楽しい生き方を模索するノムちゃんのお気楽雑記帳

最高の人生論

こんにちは、ノムちゃんです(^o^)

ここのところ雨の日が多く、なかなか梅雨が明けませんねぇ。

例年だと7月20日くらいには明けるんですが、今年はもう少し後になりそうな感じです。

まぁ、明けたら明けたで猛暑になるんでしょうけど(笑)

ところで、みなさんは『イソップ物語イソップ童話)』ってご存知ですよね?

子供の頃、絵本などで読んだ方も多いかと思います。

イソップ物語古代ギリシア(紀元前6世紀)において、アイソーポス(英語名 イソップ)という人物が作った寓話を集めた寓話集です。

動物、人間、虫など様々な登場キャラクターの行動や性格を通じて、生き方のヒント、人間の愚かさに対する教訓、物事の見方や捉え方などを教えてくれる、言わば処世訓ですね。

もう10年以上前の話になりますが、書店で一冊の文庫本が目に留まりまして、中を見たところ・・・

そのイソップ物語をテーマに、生きる知恵について書かれた本でした。


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それがこの 『落ちこまない生き方 嫌われない生き方』(だいわ文庫)です。

著者は社会学であり、早稲田大学名誉教授加藤諦三さん。

この方、人生論を中心に様々な本を多数出版している傍ら、ニッポン放送系のラジオ番組『テレホン人生相談』のパーソナリティーも勤めていらっしゃるんですねぇ(*^_^*)

ノムちゃんも営業職をしていたころ、外回りの車内でニッポン放送を聞いていたのでよく覚えています。

そんな著者が、人間の生き方についての様々なテーマごとに、イソップ物語の一節を取り上げ、それが我々の人生においてどう当てはまるのか?何を教えてくれているのか?を独自に解説したのが本書です。

著者は本書の前書きでこう述べています。

イソップ物語は人間の心を動物として表現している。イソップ物語は心が動物として表現されている物語である」

私たち人間は生きている以上、誰でも失敗をするし、過ちを犯します。

悩んだり落ち込んだりすることもあるでしょう。

生きるのが辛い時、悩んでいる時、自分の置かれている状況がイソップ物語の、どのお話の、どの動物に当てはまるのか、どの動物に自分の心が現れているのかを考えることで、問題を解決するヒントが見つかるのではないでしょうか(^^♪

また、著者はこうも述べています。

イソップ物語は、人間の生き方の問題点をやさしく語ってくれた点で、人類史上最高の人生論である」

ノムちゃんもこの本を読んだことで、以前は子供向けの道徳教育に向いた童話くらいに考えていたイソップ物語が、大昔の賢人による『人間の心』に対する深い洞察によって書かれた、素晴らしい処世訓であることに気付かされました。

人生論のプロフェッショナル、加藤諦三さんの著書『落ちこまない生き方、嫌われない生き方』、自分自身の生き方に悩んでいる方にもきっと参考になると思いますよ!(^^)!

興味がある方はぜひ読んでみて下さい。

初版が2006年とかなり前のものですが、Amazonなどで手に入るみたいですよ。

それでは、今日はこのへんで(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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