こんにちは、ノムちゃんです(^o^)
みなさんはマンガ『ドラえもん』ってご存知ですよね。
1969年の連載開始以来、50年以上にわたって子供から大人まで多くの人に愛され続けている国民的人気マンガです。
ノムちゃんも子供のころから大好きで、単行本はもちろん、アニメや映画もよくみていましたよ!(^^)!
未来の世界から来た可愛らしい猫型ロボット、ドラえもんが数々の不思議な道具でいろいろな願いを叶えてくれるという何とも楽しく、夢のある作品ですね。
同時に、大人の目線で読んでみると何気に「人生における様々な教訓」のたくさん詰まった、非常に深い作品であることがわかります。
少し前ですが、そんな『ドラえもん』に関する興味深い本を見つけたのでご紹介したいと思います(^^♪
2020年に小学館から発行された『おとなになるのび太たちへ』です。
タイトルからわかる通り一応子供向けとなっていますが、大人でも十分楽しめる内容です。
いや、ノムちゃん的にはむしろ、現在の自分の生き方に不安や疑問を抱いている大人にこそ読んでほしいと思っています。
本書は、クリエイター、アスリート、芸能人など各界の十人の著名人が、マンガ『ドラえもん』の中で特に印象に残ったエピソードを1つ選び、それが「自身の人生にどんな影響を与えたか、作品を通じて何を伝えたいのか」を解説する内容になっています。
「子どものころ、僕はのび太でした」
これは『ドラえもん』の原作者の藤子・F・不二雄さんが不器用だった子供時代を振り返って語った言葉として、本書の「はじめに」の部分で紹介されています。
のび太は言うまでもなくドラえもんの相棒で、本編のもう1人の主人公と言ってもいいキャラクターですね。
運動も勉強もできず、失敗ばかりで、すぐ怠けて、困ったときにはドラえもんに甘えるのび太。
子供のころに限らず、大人になった今でも、心のどこかにそんなのび太っぽいところを持った人が結構いるのではないでしょうか。
まぁ、ノムちゃん自身にも大いに当てはまりますが(笑)
そんな「心の中の のび太」を意識しながら本書を読むことで、人生を2つより良く生きるためのヒントが見つかるかもしれません(*^-^*)
本書を読んでノムちゃんが特に気に入ったエピソードが2つあるので、少しだけお話しします。
1つは声優の梶裕貴さんが選んだ「さようなら、ドラえもん」です。
連載初期の頃にドラえもんが未来の世界に帰ってしまうという、最終回っぽいエピソードがあるという話を昔聞いたことがありましたが、読んでみて「なるほど」と思いました。
大切な友達であり、家族でもあるドラえもんが安心して未来の世界へ帰れるように、のび太が勇気を振り絞って必死に戦う姿は感動ものですよ。
もう1つは小説家の辻村深月さんが選んだ「ぼくよりダメなやつがきた」です。
のび太より勉強もスポーツもできない多目(ため)君という転校生との関係を通じて優越感と劣等感というものについて考えさせられるエピソードです。
この話の中ののび太を見て、何となく自分にも思い当たるって人、結構いるかもしれませんね(笑)
ま、詳しくは読んでからのお楽しみということで。
人生を変えるきっかけが得られる可能性に満ちた『おとなになるのび太たちへ』、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
それでは、今日はこのへんで(^-^)