ノムちゃんの雑記帳

より楽しい生き方を模索するノムちゃんのお気楽雑記帳

一人だけの軍隊

こんにちは、ノムちゃんです(^o^)

先週は連休ボケの影響か、何となく気分が乗らなくて更新をさぼってしまいました。

まぁ、たまにはそんなこともありますよねぇ(笑)

今回はなつかしの名作映画についてお話ししたいと思います(^^♪

その名はズバリ『ランボー』、あのシルヴェスター・スタローン主演の大人気映画『ランボー』シリーズの記念すべき第一作目です。

原題は『First Blood』、先に仕掛ける(もしくは先制攻撃)と言った意味になります。

公開されたのが1982年ですからもう40年以上前の作品ですね。

なので「今の若い人たちは知ってるかなぁ?」って気もしますが、数年前にシリーズ最新作の『ランボー Last・Blood』が公開されたので、前のシリーズが気になって観たという人も少なくはないかと思います。

原作は1972年に発表されたディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』。

今回のタイトルはここから来ています。

ランボー』って聞くと、マシンガンをド派手にぶっ放し、そこらじゅうを爆破したりして敵をバッタバッタ倒していく戦争アクション映画ってイメージが強いかと思いますが、それは続編以降(特に『ランボー』と『ランボー』)の話で、初代の作品はアクション映画であるものの、戦争の後遺症に苦しむ帰還兵と現実社会との軋轢を描いた社会派映画といった側面も強く出ているんですね。

ちょっと簡単にストーリーを紹介します。


f:id:nomzakki:20230520212654j:image

ベトナム戦争の帰還兵であるランボーは、かつて同じ部隊に所属していた戦友を訪ねてアメリカ・ワシントン州の山間部にある田舎町にやってきた。

ところが、その友人はガンを患いすでに他界したという事実を聞かされる。

原因はベトナム戦争において大量に使用された化学兵器の後遺症によるものだった。

失意のまま帰路についたランボーは途中で食事をするため近くの町に寄ったところ、偶然パトカーで通りかかった保安官(警察署長みたいなもの)ティーズルに流れ者の浮浪者と勘違いされ町から追い出されそうになる。


f:id:nomzakki:20230520214757j:image

納得のいかないランボーは再び町に入ろうとし、それをとがめたティーズルに反抗したために逮捕され警察署に連行されてしまう。

取り調べを受けるため地下の留置場に入れられたランボーの脳裏に、戦争中、敵から受けた拷問の記憶がフラッシュバックする。

ランボーの素性や過去を何も知らない警官たちは、過去の忌わしい記憶の影響により沈黙するランボーの態度を自分たちに対する反抗と受け取り、取り調べは次第に陰湿なイジメのようなものになっていく。

ヒゲを剃るために押さえつけられたままカミソリの刃を向けられた時、ついに感情が爆発したランボーは警官たちを瞬く間に叩きのめし、警察署を飛び出して山の中へ逃走してしまう。

ランボーとそれを追う警官たちとの戦いは、州警察や州兵をも巻き込んだ大規模な事件へと発展していく。

序盤のストーリーは大体こんな感じです。

そう、主人公のランボーは立場上悪役ってことになるんですね。

山の中に逃げ込んだランボーは得意のゲリラ戦法で追っ手の警官たちを一人、また一人と追い詰めていくわけですが、この場面ではランボーの元グリーンベレーとしての能力が遺憾なく発揮されています。

山の中はまさにランボーの独壇場、普通の警官たちではまったく歯が立ちません。


f:id:nomzakki:20230520214004j:image

最後に追い詰めたティーズルの喉元にナイフを突きつけたランボーは、町で高圧的な態度を取ったティーズルに当てつけるように「ここでは俺が法律だ!」と言い放ちます。

ランボーが敢えて手心を加えたため、何とか命を取りとめたティーズルたち(一人だけ死者が出ましたが)は、州警察や州兵に協力を要請し再びランボーの捜索に乗り出しますが、そこへランボーの上官だったトラウトマン大佐がやって来ました。


f:id:nomzakki:20230520212808j:image

大佐はランボーが「自分が知り得る最高の兵士」であり、戦ったところで犠牲が増えるだけだと平和的な解決方法を提案するも、幼馴染の助手を殺されたことで怒りが収まらないティーズルは聞く耳を持ちません。

ランボーもまた無線機で交信してきた大佐の説得に応じようとせず、「奴らが仕掛けた戦争だ!」と言って投降を拒否します。

ここまで来ると、もうお互い引くに引けない状況になってしまってますね。

実際、物語の終盤では逆襲のために町に戻ったランボーと、警察署で迎え撃とうとするティーズルの一対一の決闘になってしまいます。

もはや犯人逮捕うんぬんというよりただの私闘(殺し合い?)と化してしまってますね。

戦いの末、瀕死の状態となったティーズルにランボーがトドメを刺そうとしたまさにその時、トラウトマン大佐が現れ、何とか思いとどまるよう説得します。

「この戦争はもう終わりだ」と諭す大佐にランボーは「俺の戦争はまだ終わっていない!」と叫ぶように返します。

そしてランボーは、ベトナム戦争終結から7年経った現在でも続くトラウマと悲劇を語り出しました。

これまで抑えてきた感情のすべてを吐き出し、力なく泣き崩れたランボーは大佐に付き添われて投降し事件は終結します。


f:id:nomzakki:20230521102832j:image

ノムちゃんは今まで観たシリーズの中でもこの作品が一番気に入っています。

派手な戦争アクションも痛快で楽しいんですが、アクション映画でありながらも「戦争がもたらす悲劇や爪あと」といった社会派的要素が多く盛り込まれた本作の方が、ノムちゃん的により身近に感じられるんですよねぇ(*^_^*)

40年以上前の作品ですが、ぜひともおススメしたい名作映画ですよ!

写真の画像があまりよくありませんが、なにぶんかなり前に録画したVHSビデオから起こしたものなもんで、その辺はご勘弁ください( ̄▽ ̄)

あ、それと、記事のタイトルに選んでおいてなんですが、実はノムちゃん、原作の小説の方をちゃんと読んでいないんですよねぇ。

昔、パラパラッと見たことがあるくらいで・・・。

「一人だけの軍隊」って表現が気に入ったので使わせてもらいましたけど。

読んでみたいとは思いますがそれこそ50年以上前に出た小説なので、多分もう絶版になってて通常価格では手に入らないでしょうね。

Amazonに出品されてる中古品もプレミアがついてて結構い~値段するんだよなぁ(笑)

それでは、今日はこのへんで(^-^)

 

 

 

 

 

CSS