千葉県最大級の城跡
ちわっス、ノムちゃんです(^o^)
昨日は母と一緒に、千葉県酒々井町(しすいまち)にある国指定史跡『本佐倉城跡』に行って来ましたよ。
本佐倉(もとさくら)なのに佐倉市じゃないんですね(笑)
本佐倉城跡は、文明年間(西暦1470年代)に造られた戦国時代の城跡です。
当時、下総国一国(現在の千葉県北部と茨城県南部)を治めていた千葉氏一族の居城だったそうです。
豊臣秀吉の天下統一によって敵対していた千葉氏が滅亡し、元和元年(1615年)に廃城となって以来、およそ400年の間使われることはなかったみたいですね。
そのため、土塁や空堀などがほぼ当時のままの姿で残っている、大変重要な中世城郭として大切に保存されています。
総面積およそ35万平方メートルと、県内では最大級の城跡で、ゆくゆくは城址公園として整備する計画が進んでいるようですね(^-^)
のんびり史跡散策
昨日は良く晴れて暖かく、風も比較的穏やかで絶好のお出かけ日和でした。
本来なら外出自粛が求められている昨今ですが、まぁ田舎の史跡を見物するくらいならいいでしょう。
実際、来場者はノムちゃんたち以外、家族連れが4~5組だけで、いわゆる「3蜜」とは程遠い感じでしたから。
砂利の駐車場には工事中の建物が2つあり、おそらくは管理事務所とお手洗い小屋でも造ってるのかな?
史跡内に入ると早速、大昔の戦(いくさ)で使われるような木の盾のようなものが、それっぽく並んでました。
即席の階段を上ると・・・
そこは高台のビューポイントになっていて、北部に広がる印旛沼の田園地帯が一望出来ます!(^^)!
写真ではわからないと思いますが、はるか遠くには筑波山が見えましたよ。
山道はこんな感じで、まだまだ未整備の状態の所がほとんどでしたが、周りの新緑が清々しく綺麗でしたよ(^_-)-☆
途中の山道にはたくさんのタケノコが生えていました。
実はこのタケノコ、普通の竹ではなく『金明竹(キンメイチク)』という種類だそうです。
見た目はこんな感じで、節と節の間に黄色い縦縞が入っているのが特徴的です。
この辺りにしか自生していない珍しい竹で、都道府県によっては天然記念物に指定されているとか。
さらに進み倉跡、城山、奥ノ山といった場所に行ってみるものの・・・
建造物のようなものは何もなく、何か素人目にはただの原っぱにしか見えませんでしたね。
専門家による発掘調査によって、いろいろとわかっているようですが・・・
配布されている散策マップに詳しく書かれていますよ。
これは妙見神社。
妙見様は千葉氏の守護神で、千葉氏の城の傍らには必ずと言っていいほど、祀られているそうです。
せっかくなので、お賽銭でもと思ったのですが、賽銭箱は置かれてませんでした。
他にも回ってみたいところはあったのですが、さすがにちょっと疲れてしまいました。
高齢の母もいることですし、今回はここまでにすることに。
城址公園として整備されたころにまた来ようと思います。
歴史好き、自然散策が好きな方はぜひ行ってみて下さいね。
まぁ、今の時期に外出はおススメできませんが(笑)
それでは、今日はこのへんで(^^♪